内科とは
私は消化器内視鏡の専門医ですが、内科認定医の資格も有しております。総合病院のみならず長らくクリニックで臨床経験を積んでから開業しましたので、柔軟にさまざまな病気に対応することが可能と考えております。
その意味でも胃腸科のみならず内科として看板をいれさせていただきました。
私は基本的に、皆様のかかりつけ医、家庭医でありたいと思っておりますが、そのような中で消化器という専門性をいかして診療させていただければ幸いです。もちろん、内科的な対応では限界がある場合は、ただちに、その疾患をみていただくことが可能な他クリニックや総合病院を紹介させていただきたいと思います。
まずは、このような症状はご相談ください
- 食欲がない、食べ物がおいしく感じない
- 疲れやすい、体がだるい
- 食べているのに体重が減ってきた
- 胸焼けがひどく、げっぷがよくでる、胃が重い
- ウンチの出が悪い、硬い、細い
- トイレをいちいちさがすほど下痢がひどい
- お腹が痛い
- せきがでる、痰がからむ、鼻水がとまらない
- 喉が痛い、いがいがする
- 寒気がして熱がでてきた
- 体を動かすとたちくらみ、めまい、動悸、息切れがする
- 胸が痛い、圧迫される感じがする
- 頭が痛い、雨の日は特にひどい
- 足がむくむ
- 尿がでにくい、夜中に何度もトイレに行く
- 尿を出す時に痛い、尿の色が真っ赤である
内科として対応できる対象疾患
急性疾患として
- 風邪症候群、いわゆる感冒
- インフルエンザ
- 咽頭炎
- 気管支炎
- 肺炎
- 胃腸炎
- 膀胱炎
- 熱中症
- 不整脈
慢性疾患
- 生活習慣病 （糖尿病、高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症）
- アレルギー性疾患 （花粉症、慢性蕁麻疹、気管支喘息）
- 頭痛
- 便秘
- 貧血
- 甲状腺疾患
当院の内科外来の特徴
当院では、ただちにすべての方をすぐに総合病院や他クリニックに紹介するわけではありません。患者さんに手間やお金をかけてしまってはいけません。基本的に、スタッフ含めてしっかりとした検査体制をととのえておりますので、その特徴をのべさせていただきたいと思います。
専門が胃腸科なので、腹痛をメインに語らせていただきますが、腹痛にも様々な原因があります。その原因を明らかにするために、問診、触診は基本となりますが、そこに腹部レントゲン、血液検査、尿検査などを行わせていただき、さらに必要があれば診断加療のために踏み込んだ検査として、腹部超音波、胃カメラ、大腸カメラを行うことが可能であります。総合病院にひけをとらない検査体制が可能となっております。それ以上に詳細な検査が必要と判断される場合は、腹部CTやMRI検査を行っていただける病院へ、迅速にご紹介とさせていただきたいと思います。
感冒に対しても、咽頭炎で必要があれば溶連菌感染などの迅速キットを用いた検査を、咽頭炎から気管支炎、肺炎という炎症の波及した状態が疑われるようであれば、続けて血液検査や胸部レントゲンで炎症のチェックを行います。その後、外来で経過観察が可能と診断されれば、外来にて抗生剤を含めて点滴治療をおこなう事も可能です。
このようにできる限り、当院で診断治療が完結でき、安心してもらえるように診療をさせていただきますが、自身の診療の限界も深く理解した上で、加療をさせていただきたく思います。