発熱外来について
当院では、基本的に発熱患者さんは、できる限りお断りしない方針で対応させていただきたいと思っております。
「 感染リスクがあるため発熱の方はお受けしない 」という考え方もありますが、当院としては「 発熱の方含めて一人でも多くの人に役に立ちたい 」という考えのもと、熱発患者さんを受け入れる時間、及び空間を設けました。実はこれが、わたしが開業を決意した理由のひとつでもあります。
当院はしっかりと導線を分けて対応しております
ただ、普通に他の患者さんと一緒に診察することはできませんので、基本的に発熱のある方は、そのままクリニックに来院してもらわずに、まずは電話連絡をしていただきたく思います。当院では、発熱者(体温37.5℃以上)の方を時間及び空間を分けて診療していこうと思っております。完全に導線を分けて診察することを考えております。また、発熱者の方以外でも、保健所の指示のもと濃厚接触者に該当した方も発熱外来のお時間での対応となります。現状では午前、午後の診察終了までの20分程度を発熱外来としていこうと思っております。ただ、万が一、発熱の方がクリニック玄関から入られてしまった場合は、ただちに特別室(基本は、隔離室なのですが、隔離という言葉が非常によくないと感じますので、多目的に使うことも考慮し、特別室とさせてもらっております。)に入っていただき、その後に対応させてもらうことを考えております。 繰り返しになりますが、体温37.5℃以上の方は、発熱外来以外の時間に受診しても診察することができないため、必ず、電話にて、その日の発熱外来時間を確認してもらい、その時間に合わせて予約、受診をしていただければと思います。できる限り一人でも多くの発熱の方を診察させてもらいたいと思っておりますが、やはり発熱者同志の接触をさける意味で予約対応を考えますので、時間的にお断りすることは生じてしまうかもしれません。その場合はご了承ください。すみません。
当院では基本的に抗原検査キットを用いて検査します
当院では、現在当日に結果が出るコロナ抗原検査キットを用いて検査をさせて頂いております。15分ほどで結果は出ます。また、コロナ検査以外にも症状に合わせてインフルエンザ検査、胸部レントゲン撮影、血液検査等を柔軟に行うことができます。状況にあわせての検査の併用を行わせていただけると幸いです。
現在の臨床現場における発熱者の問題点
実は、現在、明らかになりだしていることなのですが、発熱だからといって必ずしもすべてコロナ感染というわけではありません。ここが、実は非常に問題になっている点であります。発熱があるということで診察してもらえずに、詳しく調べた結果、最終的に全く違う病態からの発熱であり、重症化して治療が遅れてしまうようなことが現実に起こっております。診療する立場としても非常に難しい問題であると考えますが、こうしたことができる限り起こらないように対応させていただきたいと心から感じております。
こうしたことを踏まえ、お住いの近隣に気軽に相談できる、かかりつけ医として仕事をさせてもらえると幸いです。
当院における徹底した院内感染症予防
- 来院患者さん全員にマスク着用をお願いしております。
- 来院された患者さん全員に手指のアルコール消毒及び体温測定を徹底しております。
- スタッフは全員マスク着用し、常にアルコール及び次亜塩素酸での徹底消毒を行います。
- 基本的に発熱者の診察は院長のみが行い、フェイスガード、サージカル、マスク、ガウン、手袋を装着して対応します。診察後の処方や会計も受付、薬局を通さずに接触をさけて行うことができるように対応させていただきます。
- アクリル板を受付に最初から設置しております。
- いざ正面玄関から発熱者が来院されてしまった際の一時的な待機部屋を完備しております。
- 安全で効果の高い除菌力・ウイルス抑制力に優れた業務用の大きな次亜塩素酸空気除菌脱臭機を待合室、処置室、診察室に配置しております。