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機能性ディスペプシア

機能性ディスペプシアとは

お腹が痛い、吐き気がする、食べれない、常に気持ちが悪い、ゲップが出る、胃が常に重い、のどが詰まるような感じが取れない等の症状を訴える方が外来には多く見受けられます。これらの症状は、特に食道から胃を中心とした消化器症状が慢性化して生じるものであります。こうした症状のために生活することが非常にきびしくなり、また、様々な検査をしても異常が認められない状態を、私たちは、このように名付けています。ディスペプシアとはちょっとわかりにくい、理解しにくい言葉ですよね。

消化管は年齢とともに機能は低下する

原因としては基本的に食事の要素は大きいと思います。特に40歳から50歳の方に多く感じ取れるのは、みなさん、消化管は年をとらないと思っていることでしょうか。明らかに消化機能は年齢とともに低下してきますし、それを元に戻す方法はありません。だから、20歳の時のようになんでも食べれるというものではないのです。また、味覚も確実に年齢とともに変化します。そうしたことをよくふまえた上で、まずは食事のことを述べさせていただきます。 とにかく、よくかむことが重要です。消化は口から始まりますのでまずは本当によくかむことです。そして、摂取する、食べるものも考えなくてはいけません。お腹も心も冷えには弱いものです。冷える食事は極力さけましょう。暴飲暴食は確実にお腹を冷やします。冷たいものをかぶのみしても同じです。また、サラダはかなり冷えますので温野菜にするとか塩をかけて食べるなどの工夫が必要です。また、季節の合わない果物や野菜を、たとえば南国のフルーツのようなものを寒い時期にとっていると確実に冷えてしまう可能性があります。また、精製された砂糖を用いて作られたお菓子などはかなり冷えますので、こうした甘いものの食べ過ぎは注意が必要になります。

特に高齢のやせた方は注意を

たくさん診療をさせてもらって、共通して感じ取ることなのですが、とくに高齢のやせた方に多いコメントなのですが、みなさん、太りたいと言います。とくに女性の方はふくよかなほうがやはり美しいと感じるのでしょうか。そのために実は無理して食べているのです。無理して食べるから逆に消化不良をきたして、やせてしまうという悪循環に陥ることが多いのです。無理せずに自分の体質を知ってもらい、それに反抗しないで受け入れて生活していただけると幸いであります。

気鬱(きうつ)という状態

ひとつの症状を選んでここに記載します。機能性胸焼けという言葉で訳されておりますが、食道の神経障害、運動機能障害という概念で、その症状は咽頭閉塞感、のどのつまり感のことをいいます。外来では非常に多く認める症状のひとつであります。神経内科的な言い方ではヒステリー球とも言われ、非常に精神的疲労の関与、ストレスの関与が大きいものであります。また、漢方の概念で気が鬱滞(うったい)して出てくる症状の一つとして認められており、気鬱(きうつ)と表現されます。この状態には茯苓飲合半夏厚朴湯がよく効きます。

やはりメインはストレスである

やはり、心因性の要素は非常に大きいです。ストレスは、自律神経、特に腸管を支配する副交感神経に大きく作用して、腸管の痙攣をきたして痛み、排便の異常を生じさせます。特に生活の中でドガーンと加わるとてつもない明らかな大きなストレスよりも、徐々に加わってくる小さなストレスの繰り返し、組み合わせが、ボクシングでいうとまるでジャブのように体にダメージをあたえてくるものなのです。しらずしらずにうちに生活できないほどに苦しくなってしまうものなのです。
そのあなたの吐き気、胃痛、喉のつかえ感は本物なのです。全くおかしい、弱いとか、そんな簡単なものではないのです。
そのことに気づき、無視せずに、受け入れて、どうするかを一緒に考えましょう。
こうした症状にたいして、それでは何をすればよいでしょうか? 基本的には、やはり運動が効果的かもしれません。歩くよりは少し内臓をゆらしてくれるようなジャンピング的な要素のあるものが効果的かと考えます。イメージとしては内臓をゆらして内臓に汗をかかせるような感覚でしょうか。たとえば、プロのスポーツ選手は試合の後に入念なストレッチをするではないですか?それと同じで私たちの生活は結構頭を使うことが多く、この頭の疲れをカラダのストレッチでほぐすことを日々意識して行わないといけない、メンテナンスするというイメージが重要なのです。忙しい生活のなかで、運動する時間を作るということは大変だとは思いますが、自分の心の健康のためにがんばってやっていただきたく思います。

状態は感情が左右します。そして感情はあなたの思考が大きく変化させるものなのです

お腹が痛い、気持ち悪い、のどがつまる、などの症状は、実はあなたの感情が大きく作用しています。状態をよくする、変えるには感情をかえることが重要です。そして、その感情はあなたのもとにある考え方、ものの見方、感じ取り方に大きく作用されているものです。
既存のつまらない概念は捨て去りましょう。本当にあなたが望むことをもう一度考え直して、できればそれに従って、生きることを考えましょう。人は心の奥に誠実、良心、強い意志があるものです。それに従って生きていくようにすることが重要なのですが、なかなかそううまくできないものです。様々な欲や怠惰な気持ちがそれを阻止します。すなわち、それに負けない気持ちをつねにもって生きていきましょう。すべてはできないでしょう。それでもいいのです。でもすこしずつ習慣化して頑張っていくと変わるものなのです。一緒にやってみましょう。私は可能な限り、あなたを応援したいと思っています。

では、感情を変えるにはどうしたらいいでしょうか?

シンプルに動くことが重要です。とにかく動くこと。最初にお話しした運動は非常に良いと思います。気持ちがのらないのであれば少し走ってくるなど非常に効果的であります。そして、できればその行動を楽しむ、楽しく行うことが良いと思います。次に言葉の力を用いましょう。やれない、だめだという気持ち、言葉を浮かべたらもうだめなんです。その日1日を素敵にすごす工夫はやはり自分がこんなにも輝いて美しいのだとなんども自分に言ってあげてください。私の好きな本にこのような言葉があります。それは、自分は愛であり、輝きであり、光り輝くと、そして、そのような存在であるから耐えることができるとつねに口に出していってみるというものです。これは非常に効果的と私は思っています。まずはこうしたことをやってみてください。
わたしはあなたにがんばって生活してほしいと切に心から願っています。

たくさんの薬が出てきております

昔にくらべると本当に多くの薬がでてきました。すなわち、やはりこれだけ、この病気で苦しんでいる方がいるということだと思います。その方に合わせて、納得のいく、状態にあう薬を一緒に選んでいきたいと思います。基本的には消化管機能改善薬を使いますが、心理的な要素が大きい場合はやはり一時的に精神的な薬を併用することをお勧めします。また、漢方も非常に良い場合があります。ただ、薬ですべて解決、楽になるとは絶対に思わないでください。薬に依存してしまうと、内服しているのに再度くずれてしまった際に耐性というわけではありませんが、効かなくなってくるようなイメージがでてきてしまうかもしれませんので。

それでもやはり胃カメラの必要性

機能性の問題であり、器質的な異常がないとして始まる病気でありますが、やはり、なにか病気があるのではないか、自分はがんではないのかというような不安がうずまく状態になってしまうと、状態、症状はこりかたまってしまい、なかなか改善を示さないものです。不安除去の意味も含めて、また、やはり器質的な疾患否定のためには一度は上部内視鏡検査をすることを強くおすすめします。辛くないようにやらせていただきたく思います。
とにかく一緒にやってみましょう。

診療内容
内科・胃腸内科
院長
倉形 秀則
住所
〒212-0024
川崎市幸区塚越4-314-2
TEL
044-223-8006
アクセス
JR矢向駅 徒歩5分
駐車場
2台完備
●:14:00~16:00 特殊外来(潰瘍性大腸炎・クローン病)胃内視鏡検査・大腸内視鏡検査※予約制
休診日:火曜、日曜、祝日 
診療時間 日祝
9:00-12:00
外来・胃内視鏡検査
(胃カメラ)
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13:30-15:00
大腸内視鏡検査
(大腸カメラ)
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15:00-18:00
外来
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